これまで私は、株式や投資信託を中心に資産運用をしてきました。
一方で、以前から気になっていたのが「ビットコイン」です。
値動きが非常に大きく、
「投資というより投機なのでは?」
「今さら買っても遅いのでは?」
という印象もあり、これまでは本格的に購入していませんでした。
しかし最近、資産運用について改めて考える中で、
「大きな金額を一度に投資するのではなく、少額を積み立てながら実際に値動きを経験してみるのは面白いのではないか」
と考えるようになり、ビットコインの少額積立を始めました。
今回は、株式投資を中心にしてきた私が、なぜビットコインを買い始めたのか。
そして、ビットコインは他の仮想通貨と何が違うのかについて、初心者目線で整理してみたいと思います。
※この記事は特定の暗号資産の購入を推奨するものではありません。暗号資産は価格変動が非常に大きいため、投資する場合は余裕資金で行うことが重要です。
なぜ今、ビットコイン積立を始めたのか
私がビットコインを購入し始めた理由は、「これから必ず値上がりする」と考えたからではありません。
むしろ一番大きな理由は、
資産の一部としてビットコインを実際に保有しながら勉強してみたい
と思ったことです。
株式投資もそうですが、実際に自分のお金を投資すると、それまで何となく見ていたニュースの見方が大きく変わります。
ビットコインについても、
- なぜ価格が上がったのか
- なぜ急落したのか
- 米国の金利とどのような関係があるのか
- 株価と一緒に動くのか
- 半減期とは何なのか
といったことが気になるようになります。
そこで、一度に大きな金額を投資するのではなく、少額積立から始めることにしました。
私が「少額積立」にした理由
ビットコインは株式以上に値動きが大きい資産です。
数週間から数か月の間に20%、30%と価格が動くことも珍しくありません。
そのため、
「今が安いと思って一括購入したら、その直後に大きく下落した」
ということも十分考えられます。
そこで私は、購入時期を一点に集中させず、
少額を定期的に購入する方法
を選びました。
株式や投資信託でいう「積立投資」と同じ考え方です。
購入価格を完全に底値に合わせることはできませんが、時間を分散することで「高値で一気に買ってしまうリスク」をある程度抑えることができます。
もちろん、積立だから安全というわけではありません。
ビットコインそのものが値下がりすれば、積立でも損失は発生します。
それでも、
最初から大きく賭けるのではなく、小さく始めながら理解していく
という方法は、初心者には合っているのではないかと考えています。
そもそもビットコインとは?

ビットコイン(Bitcoin)は2009年に始まったデジタル通貨です。
最大の特徴は、銀行や政府など特定の管理者が存在しないことです。
取引記録は「ブロックチェーン」と呼ばれる仕組みで管理され、世界中のコンピューターによってネットワークが維持されています。
そして投資対象として特に重要なのが、
発行上限が2,100万BTCと決められている
ことです。
株式であれば企業が新株を発行することがあります。
円やドルなどの法定通貨も、中央銀行の金融政策によって通貨供給量が変化します。
しかしビットコインは、あらかじめ供給量の上限が決められています。
この「希少性」が、ビットコインが「デジタルゴールド」と呼ばれる理由の一つです。
世界ではビットコインを「通貨」として使った国もある

日本でビットコインというと、
「値上がりを期待して購入する投資商品」
というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
私自身も、今回ビットコインの少額積立を始めるまでは、どちらかというと「株や金(ゴールド)と同じように価格が変動する投資対象」という見方をしていました。
しかし世界を見ると、ビットコインを単なる投資対象ではなく、実際の「通貨・決済手段」として利用しようとした国もあります。
その代表例が、中米のエルサルバドルです。
エルサルバドルは世界で初めてビットコインを法定通貨に
エルサルバドルは2021年9月、世界で初めてビットコインを法定通貨として採用しました。
もともとエルサルバドルでは米ドルが広く使われており、そこにビットコインを加えるという非常に珍しい政策でした。
なぜ国家がビットコインを導入したのでしょうか。
主な狙いとして挙げられたのが、
- 銀行口座を持たない人でも金融サービスを利用しやすくする「金融包摂」
- 海外で働く人から国内への送金コストを減らす
- ビットコイン関連企業や海外投資を呼び込む
- 新しいデジタル決済手段を普及させる
といったものです。
特にエルサルバドルでは、海外から家族への送金が経済にとって重要です。
銀行や送金会社を経由せず、スマートフォンを使って直接価値を送ることができれば、送金にかかるコストを減らせる可能性があります。
これは日本に住んでいると、なかなか気付きにくいビットコインの側面だと思います。
政府が「Chivo」というビットコインウォレットまで導入
エルサルバドル政府は、ビットコイン導入に合わせて「Chivo(チボ)」というデジタルウォレットを導入しました。
利用促進のため、登録した国民に30ドル相当のビットコインを付与する政策も行われました。
つまり、
「ビットコインを投資商品として買ってください」
ではなく、
「日常生活の中で通貨として使ってみてください」
という国家レベルの実験だったわけです。
日本では円を使って、
買い物をする
↓
銀行に預金する
↓
給料を受け取る
↓
家族へ送金する
ということに、それほど大きな不便を感じることはありません。
ところが世界には、銀行口座を持つこと自体が難しかったり、海外送金に大きな手数料がかかったりする地域もあります。
そう考えると、ビットコインの見え方も少し変わってきます。
「自国通貨が不安定な国」とビットコインの関係
エルサルバドルの例を単純に「自国通貨が不安定だからビットコインを採用した」と説明するのは正確ではありません。
エルサルバドルでは2001年から米ドルが法定通貨として利用されてきたからです。
ただ、より広い意味では、
自国通貨や銀行システムへの信頼が弱い国ほど、ビットコインの存在意義が大きくなる可能性がある
という点は興味深いところです。
例えば、自国通貨の価値が急激に下落した場合、
「現金で持っているだけで購買力が低下する」
ということが起こります。
日本円や米ドルのような比較的安定した通貨を日常的に使っていると想像しにくいですが、世界には高いインフレや通貨価値の下落を経験している国もあります。
そうした環境では、
「政府や中央銀行が自由に発行量を増やせない資産」
というビットコインの特徴に注目する人が出てくるのも理解できます。
エルサルバドルもその後、制度を大きく変更
世界で初めてビットコインを法定通貨として採用したエルサルバドルですが、2021年に始まった制度がそのまま続いているわけではありません。
2025年には、IMF(国際通貨基金)との合意を背景にビットコイン法が改正されました。
主な変更点は、
- 企業など民間部門によるビットコインの受け入れを「義務」から「任意」へ変更
- 税金の支払いは米ドルのみとする
- 政府によるビットコイン関連活動を縮小
- 政府の電子ウォレット「Chivo」への関与を段階的に縮小
といった内容です。
つまり、2021年当初は「ビットコインを法定通貨として広く普及させる」という非常に積極的な政策でしたが、その後は制度が大きく修正されたことになります。
実際、ビットコインの利用は当初期待されたほど広がりませんでした。
この事例を見ると、
「国家がビットコインを通貨として採用すること」と「国民が日常的にビットコインを使うこと」は別問題
だということも分かります。
エルサルバドルの取り組みは、ビットコインが国家レベルで通貨として利用できるのかを考えるうえで、非常に興味深い実例だと思います。
中央アフリカ共和国もビットコインを法定通貨に
エルサルバドルに続いて、2022年にはアフリカの中央アフリカ共和国もビットコインを法定通貨として採用しました。
世界で2番目の事例です。
しかし、中央アフリカ共和国でも、その後制度が見直されました。
つまり、
「ビットコインを国家の正式な通貨として利用する」という試みは実際に複数の国で行われたものの、そのまま世界に広がっているわけではありません。
エルサルバドル、中央アフリカ共和国の事例は、ビットコインの可能性を示す一方で、
- 価格変動が非常に大きい
- 国民への普及が簡単ではない
- 決済インフラの整備が必要
- 既存の金融システムとの調整が必要
- 国家財政や金融政策との関係も考える必要がある
といった課題も示しています。
だからこそ、
「ビットコインは円やドルに代わるのか?」
という単純な二択ではなく、
「既存の通貨や金融システムを補完する、新しい選択肢になれるのか?」
という視点で考える方が、現状には合っているように思います。
日本から見るビットコインと、金融環境の異なる国から見るビットコインは違う
私がこの事例を知って特に面白いと思ったのが、
「住んでいる国によってビットコインの意味が違う」
ということです。
日本で生活している私にとって、ビットコインは今のところ「資産運用の一部」です。
スーパーで買い物をするときに、わざわざ円をビットコインに替える必要性はほとんど感じません。
しかし、
自国通貨の価値が大きく変動する
銀行口座を持つことが難しい
海外送金の手数料が高い
国境を越えて資産を移動させたい
という環境にいる人にとっては、ビットコインを見る視点が変わってくる可能性があります。
ここに、
「ビットコインはなぜ世界で価値を持つのか?」
を考えるヒントがあるように思います。
ビットコインには「投資対象」と「通貨」の2つの顔がある
今回、少額積立を始めて改めて感じたのは、ビットコインを単に価格だけで見ると、その本質の一部分しか見えていないということです。
日本の投資家から見れば、
「1BTCはいくらになるのか?」
「これから値上がりするのか?」
という部分がどうしても気になります。
もちろん私も投資している以上、価格は気になります。
しかし本来のビットコインには、
銀行や国家を介さず、世界中の人同士で価値を移転できる
という特徴があります。
そして、
発行上限は2,100万BTC。
中央銀行の判断で発行量を増やすことはできません。
こうした特徴があるからこそ、通貨や金融システムが安定している日本とは違った環境で、ビットコインが注目される理由も少し理解できるようになりました。
私自身は、だからといって「ビットコインが円やドルに取って代わる」と考えているわけではありません。
むしろ、
「なぜ世界中の人がビットコインに価値を感じているのか?」
を理解する材料の一つとして、エルサルバドルの事例は非常に興味深いと思っています。
なぜビットコインは「デジタルゴールド」と呼ばれるのか
金(ゴールド)には、簡単に大量生産できないという特徴があります。
そのため長い歴史の中で、価値を保存する資産として利用されてきました。
ビットコインにも、
- 発行上限が決まっている
- 誰かが自由に増やすことができない
- 世界中で売買できる
- 国境を越えて移動できる
といった特徴があります。
そのため、
「デジタル版の金」
として見る投資家も増えています。
ただし、ここで注意したいのは、
金とビットコインは同じものではない
という点です。
金には数千年にわたる価値保存資産としての歴史があります。
一方、ビットコインは2009年に誕生した比較的新しい資産です。
価格変動も金よりはるかに大きいため、現時点では「金と同じ安全資産」と考えるのは危険だと思います。
ビットコインはなぜ増え続けないのか
ビットコインでは、新しい取引データをブロックチェーンに追加する作業に対して報酬が支払われます。
これが「マイニング(採掘)」です。
しかし、この報酬は約4年に一度、半分になります。
これを、
半減期
と呼びます。
Bitcoin.orgによると、これまでの主な半減期は次の通りです。
- 2012年:50BTC → 25BTC
- 2016年:25BTC → 12.5BTC
- 2020年:12.5BTC → 6.25BTC
- 2024年:6.25BTC → 3.125BTC
次回は2028年頃と見込まれています。
この仕組みによって、新しく市場に供給されるビットコインの量が徐々に減っていきます。
最終的には2,100万BTCという上限に近づいていく設計です。
半減期と価格の関係については非常に面白いテーマなので、第2弾の記事で詳しく取り上げたいと思います。
ビットコインと他の仮想通貨は何が違う?
「仮想通貨」と一括りにされますが、それぞれ目的が大きく異なります。
代表的なのが、
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- XRP
- ソラナ(SOL)
などです。
この中でも、ビットコインとイーサリアムの違いを知ると、仮想通貨全体が分かりやすくなります。
ビットコイン(BTC)
ビットコインの主な目的は、
価値を保存・移転すること
です。
仕組みは比較的シンプルで、
「銀行を介さずに価値を送る」
という発想から始まっています。
現在では決済手段だけでなく、
希少性のあるデジタル資産
として保有されるケースも増えています。
イーサリアム(ETH)
一方、イーサリアムは考え方が少し違います。
Ethereum公式サイトでは、Bitcoinがデジタル通貨を中心としたネットワークであるのに対し、Ethereumはアプリケーションやデジタル資産を動かすためのプラットフォームとして説明されています。
簡単に言えば、
Bitcoin=デジタル資産
Ethereum=ブロックチェーン上のコンピューター基盤
というイメージです。
Ethereumでは「スマートコントラクト」と呼ばれるプログラムを動かすことができ、金融サービスやゲームなど、さまざまなサービスに利用されています。
ビットコインとイーサリアムを比較
| 項目 | ビットコイン | イーサリアム |
|---|---|---|
| 通貨 | BTC | ETH |
| 開始 | 2009年 | 2015年 |
| 主な目的 | 価値保存・送金 | アプリ・サービス基盤 |
| 発行上限 | 2,100万BTC | 固定上限なし |
| コンセンサス方式 | PoW | PoS |
| イメージ | デジタルゴールド | デジタルインフラ |
どちらが優れているというより、
そもそもの目的が違う
と考えた方が分かりやすいと思います。
なぜ私は最初にビットコインを選んだのか
仮想通貨には数多くの種類があります。
その中で、私が最初の投資対象としてビットコインを選んだ理由は、
最も仕組みを理解しやすかったから
です。
私自身、まだ仮想通貨については勉強中です。
その状態で、
「このアルトコインが何倍になる」
といった値上がり期待だけで投資対象を広げてしまうのは、自分には合わないと考えました。
まずは、
- 発行上限が明確
- 最も長い運用実績がある
- 市場規模が大きい
- 情報量が多い
- 機関投資家も参加している
ビットコインから始めてみることにしました。
「1BTCは高すぎる」でも少額から購入できる
ビットコインについて、
「1BTCが数百万円もするなら買えない」
と思っている人もいるかもしれません。
しかし、ビットコインは1BTC単位で購入する必要はありません。
0.01BTC、0.001BTCといった細かい単位で購入できるため、取引所によっては少額から購入できます。
私も、
ビットコインを1枚買う
という感覚ではなく、
毎月少しずつ保有量を増やしていく
という感覚で始めています。
この点は、投資信託の積立とそれほど大きく変わりません。
ただし値動きは、投資信託よりはるかに大きいので注意が必要です。
2026年現在でもビットコインの値動きは大きい
2026年9月初旬のビットコインは、おおむね8万ドル前後で取引されています。
9月4日には8万ドルを超える場面がありましたが、その約1年前には11万ドル前後だったため、依然として大きな価格変動があります。
つまり、
「有名になったから価格が安定した」わけではありません。
むしろ、これからビットコインを購入する場合も、
20%、30%程度の下落は十分あり得る資産
という前提で考えた方がよいと思います。
これも私が一括購入ではなく、少額積立を選んだ理由の一つです。
ビットコインは株式の代わりになるのか
今のところ、私はそう考えていません。
私の資産運用の中心はあくまで、
株式・投資信託などの金融資産
です。
ビットコインはそこに、
「値動きや性質の異なる資産を少し加える」
という位置づけです。
ビットコインには企業のような利益や配当がありません。
株式なら、
「会社が利益を増やす → EPSが伸びる → 株価上昇につながる」
という考え方ができます。
しかしビットコインにはEPSもPERもありません。
そのため、株式とは全く違った視点で価格を考える必要があります。
ここが、株式投資をしてきた私にとって非常に面白い部分でもあります。
ビットコインは何を見て投資判断すればいい?
株式なら、
- 売上高
- 営業利益
- EPS
- PER
- 配当利回り
などを見ることができます。
ではビットコインは何を見るのでしょうか。
私が今後注目していきたいのは、
- 米国の金利
- 世界の金融政策
- 市場の資金量(流動性)
- 株式市場との相関
- ETFへの資金流入
- 半減期
- ビットコインの供給量
- 投資家心理
などです。
特に、
金利・株価・景気・半減期
の4つは、ビットコインを考えるうえで非常に興味深いテーマだと思っています。
高金利はビットコインに逆風なのか?
一般的には、金利が上昇するとビットコインなどのリスク資産には逆風になりやすいと考えられます。
金利が高くなれば、安全性の高い国債などでも利回りを得られるためです。
逆に金融緩和によって金利が下がれば、投資家の資金が株式や暗号資産などに向かいやすくなる可能性があります。
実際、2026年9月初めにも、米国の金融政策を巡る期待によってビットコイン価格が大きく動く場面がありました。
このあたりは、
「金利が下がれば必ずビットコインが上がる」
という単純な話ではありません。
株式市場やドル、景気、投資家心理など、複数の要因が関係します。
金利の変化はビットコインだけでなく、株式市場を考えるうえでも重要なポイントです。特に日本では長く続いた低金利環境からの変化が進んでおり、企業の借入コストや株式のバリュエーションにも影響が出てきます。
【関連記事】「金利が上がると、なぜ株価に影響するのか?」については、こちらの記事で日本株への影響を詳しく整理しています。
株式市場とビットコインは一緒に動くのか
これは私自身、特に気になっているポイントです。
ビットコインは「デジタルゴールド」と呼ばれる一方で、市場がリスクオンになったときにはハイテク株などと一緒に上昇することがあります。
つまり、
安全資産のような性格と、ハイリスク資産のような性格の両方を持っている
とも考えられます。
株式との相関についても、
「常に逆に動く」
「常に同じ方向に動く」
というものではありません。
相場環境によって関係が変化します。
この点については、第2弾で実際の過去データも見ながら詳しく整理したいと思います。
ビットコインと株式はまったく異なる資産ですが、どちらも金利や市場のリスク選好によって大きく動くことがあります。特に金利が低下して市場に資金が流れやすくなる局面では、株式やビットコインなどのリスク資産に資金が向かいやすくなる一方、金利上昇局面では逆風となることもあります。
【関連記事】AIブームによる株高と金利の関係については、こちらの記事で詳しく整理しています。
私が考えているビットコイン投資のルール
現時点では、ビットコイン投資について次のように考えています。
- 生活資金では買わない
- 少額積立を基本とする
- ポートフォリオの一部にとどめる
- 急騰しても慌てて買い増さない
- 大きく下落しても困らない金額にする
- 短期売買ではなく長期目線で考える
- 分からない仮想通貨には簡単に手を出さない
特に重要だと思うのは、
「大きく儲けようとして始めないこと」
です。
ビットコインには大きな値上がりの可能性があります。
しかし、それと同じくらい大きく下落する可能性もあります。
だからこそ、
「なくなっても生活には影響しない金額」
から始めるくらいが、私にはちょうどよいと考えています。
50代からビットコインを始める意味
50代になると、20代や30代とは資産運用の目的も違ってきます。
大きくリスクを取って資産を何倍にもすることより、
これまで築いてきた資産を守りながら運用すること
の重要性が高くなります。
その意味では、値動きの大きいビットコインに資産の大部分を投資する方法は、私には合わないと思っています。
一方で、
資産全体のごく一部を使い、
少額積立で新しい資産クラスを経験する。
このくらいであれば、十分検討する価値はあるのではないかと考えています。
実際に保有することで、
「株とは何が違うのか」
「金利が上がるとどうなるのか」
「なぜビットコインが買われるのか」
といったことを考える機会も増えました。
投資そのものだけでなく、金融市場について勉強するきっかけにもなっています。
ビットコインは値動きが大きいからこそ、短期の価格変動に振り回されず、長期的な視点を持つことも大切です。「長期・分散」という資産運用の基本については、GPIFの運用からも学ぶことができます。
【関連記事】GPIF「大きすぎるクジラ」の苦悩とは?300兆円を超えた年金運用から個人投資家が学べること
ビットコインをもう少し詳しく学びたい方へ
私も今回、実際に少額からビットコインを保有してみて、価格だけでなく「そもそもなぜ価値があるのか」「株式とは何が違うのか」を理解することが大切だと感じています。
初心者向けにビットコインや暗号資産の仕組みを一から学びたい方には、こうした入門書も参考になります。
👉 『世界一やさしい 暗号資産・ビットコインの教科書 1年生』をAmazonで見る
まとめ|まずは少額からビットコインを経験してみる
今回は、株式投資を中心にしてきた私が、ビットコインの少額積立を始めた理由についてまとめました。
ポイントを整理すると、
- ビットコインは発行上限2,100万BTCのデジタル資産
- 約4年ごとに半減期があり、新規供給量が減っていく
- Ethereumなど他の仮想通貨とは目的が異なる
- ビットコインは少額から購入できる
- 価格変動は非常に大きい
- 株式の代わりではなく、資産の一部として考える
- 一括投資ではなく少額積立から始める
- 生活に影響しない余裕資金で投資する
ということになります。
まだ私自身、ビットコインについては勉強中です。
だからこそ、
「分からないから投資しない」でも「上がりそうだから大きく買う」でもなく、少額を実際に保有しながら学んでいく
という方法を選びました。
そしてビットコインについて調べていくと、
「株価とビットコインは本当に連動しているのか?」
「金利が下がればビットコインは上がるのか?」
「景気後退時にはどうなるのか?」
「過去の半減期では価格はどう動いたのか?」
「今から買うなら、どのタイミングが良いのか?」
という疑問が出てきます。
次回は、
「ビットコインの買い時はいつ?株価・金利・景気・半減期から考える」
として、過去の値動きも確認しながら詳しく整理してみたいと思います。




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