キャンピングカーで旅行をしていて、個人的に一番困っていたのが**「バッテリー問題」**です。
特に真夏の車中泊。
エアコンなしでは眠れないような熱帯夜になると、バッテリー残量との戦いでした。
キャンピングカーを購入して3年目。
走行充電、ソーラー充電、RVパークなど色々試してきましたが、今回EcoFlow DELTA Pro 3を導入し、EV普通充電器から充電する方法を取り入れたことで、過去2年間悩み続けた夏場のバッテリー問題がかなり解消されました。
今回は、実際にキャンピングカー旅行で使ってみた感想や、EV充電スポットの探し方、充電時間・料金などを紹介します。
- キャンピングカーで一番困ったのは「電気」
- RVパークを使えば解決……でも予約できないことも
- EcoFlow DELTA Pro 3を導入
- EV「急速充電器」ではなく「普通充電器」を使う
- EV普通充電スポット探しにはアプリが便利
- 実際に普通充電器を使ってみた
- 今回利用したEV普通充電スポット
- 街中ならイオンモールの普通充電器が便利
- 約1.5時間・300円程度で大容量を回復
- 「夜中3時のバッテリーアラーム」から解放された
- キャンピングカー購入3年目、ようやくバッテリー問題が解決
- 次に検討しているのは「オルタネーターチャージャー」
- DELTA Pro 3をキャンピングカーで使って感じたメリット・デメリット
- まとめ|EV普通充電器はキャンピングカーの電力問題を変えるかも
キャンピングカーで一番困ったのは「電気」
我が家のキャンピングカーには、鉛のサブバッテリーを3個搭載しています。
さらに、
- 走行充電
- ソーラー充電
を併用して電力を確保しています。
天候や走行状況にもよりますが、実際の旅行では充電できる電力は200~300W程度になることが多く、普段の電気使用なら何とかなるものの、問題は真夏です。
熱帯夜はエアコン・冷蔵庫・照明等で約700W
真夏の車中泊でエアコンを使用すると、我が家の場合はおおむね700W前後を消費します。
走行充電やソーラー充電より、エアコンの消費電力の方が圧倒的に大きい。
そのため1泊目は何とかなっても、連泊すると2日目あたりから厳しくなってきます。
以前は夜中の3時頃、
「ピーッ!」
というバッテリー残量低下のアラームで起こされることもありました。
仕方なく少しアイドリングして充電。
何とか朝まで乗り切ったものの、完全に寝不足です(笑)。
せっかくキャンピングカーで快適に旅行しているのに、夜中にバッテリー残量を気にしながら寝るのは結構なストレスでした。
RVパークを使えば解決……でも予約できないことも
もちろん、外部電源のあるRVパークを利用すれば問題はかなり解決します。
ところが、旅行シーズンや連休などは、
「泊まりたい場所のRVパークが満室」
ということもあります。
さらに我が家の場合、毎日必ずRVパークに泊まるというより、道の駅やSA・PAなども組み合わせながら自由に旅行したい。
そこで、
「RVパークに頼らず、旅先で大容量ポータブル電源を充電できないか?」
と考えました。
そこで導入したのが、EcoFlow DELTA Pro 3です。
EcoFlow DELTA Pro 3を導入
DELTA Pro 3は容量約4kWh(4096Wh)の大容量ポータブル電源。
定格出力は3,600Wで、EV充電入力にも対応しています。公式仕様ではEV充電入力は100/200V・20A、最大3,600Wです。
我が家がこの製品を選んだ大きな理由が、
EV普通充電設備を利用して充電できること。
専用の対応アダプター等を使用することで、旅先のEV普通充電設備を充電手段として活用できます。
※使用するアダプターについてはDELTA Pro 3との互換性を必ず公式情報で確認してください。DELTA Pro 3はEV X-Stream Adapter等との互換性が公式に案内されています。
購入したのは下記写真
DELTA Pro 3
価格¥399,300
DELTA Pro Ultra専用EVアダプター(アダプターはいくつかあるので要確認、私も間違えて返品交換しました。)
「購入前に対応機種を必ず確認してください」
価格24,200円

参考価格
2026年8月現在、EcoFlow公式価格ではDELTA Pro 3は558,600円(税込)。
ただしEcoFlow製品はセールが行われることも多く、公式サイトでも通常価格から大幅に値引きされている時期があります。
決して安い買い物ではありません。
しかし、
「真夏のキャンピングカーで安心してエアコンを使える」
というメリットは、実際に使ってみると想像以上に大きいものでした。
EV「急速充電器」ではなく「普通充電器」を使う
ここは非常に重要です。
今回利用しているのは、
EV普通充電器(主に3~6kWクラス)
です。
高速道路のSA・PAや道の駅などでよく見かける高出力のEV急速充電器(DELTA Pro 3は使用不可)とは別物です。
DELTA Pro 3の充電スポットを探す場合、
「EV充電器がある」=どこでも充電できる
と考えない方がいいです。
旅行中に探してみると、急速充電器はかなり増えていますが、目的の普通充電器は意外と少ない印象でした。今回の旅行中に探した感覚では、急速:普通=7:3くらいの印象でした。
街中でEV充電スポットを探すときは、施設入口付近の「200V」などの充電スポット標識も目印になります。
DELTA Pro 3で利用する場合は「急速充電」ではなく、「普通充電(200V)」を探してください。

EV普通充電スポット探しにはアプリが便利
そこで役立つのがEV充電スポット検索アプリです。
スマホの地図上に充電設備が表示されるので、旅行ルートの途中にある普通充電スポットを探せます。
私の場合も、複数のEV充電アプリを入れて使っています。
例えば、
- EV充電エネチェンジ
- Terra Charge
- カンモビ
- PowerX
など。
アプリによって掲載されている充電スポットや料金、利用方法などが違うので、1つだけではなく複数入れておくと便利だと感じました。
特に「普通充電」を絞り込んで探せるアプリは、キャンピングカー旅行との相性が良いです。
実際に普通充電器を使ってみた
実際に旅行中、いくつかの普通充電スポットを利用しました。
今回使ってみて印象的だったのが、
普通充電器は、場所によってはあまり利用されていない?
ということ。
充電器をよく見ると……
蜘蛛の巣がびっしり(笑)。

「本当に使えるのか?」
と少し不安になりましたが、問題なく利用できました。
EV充電設備というと急速充電器に目が行きがちですが、DELTA Pro 3ユーザーにとっては、むしろこうした普通充電器がありがたい存在です。
今回利用したEV普通充電スポット
今回の旅行では、実際に複数の普通充電設備を試しました。
① 大三島周辺
しまなみ海道を旅行した際に利用。
観光中や休憩時間を利用してDELTA Pro 3を充電できるので、
「充電するためだけに時間を潰す」
という感覚が少なく済みます。
利用させて頂いたのは
「おみやげナガノ」さん
https://www.omiyagenagano.com/


② 街中の普通充電スポット
市街地にも普通充電設備があります。
買い物や食事と組み合わせれば、1~1.5時間程度の充電時間もそれほど苦になりません。
各施設により違いますが、
今まで利用した充電スポットは、駐車料金:無料、事前連絡:不要 でしたが
アプリから事前連絡の要不要等、記載がありますのでご確認ください。
利用させて頂いたのは
ガーデンタイムさん
https://gardentime-ehime.com/index.html


③ 商業施設の普通充電器
そして個人的にかなり便利だったのが、イオンモールです。
街中ならイオンモールの普通充電器が便利
これまで実際に、
イオンモール神戸北(https://kobekita.aeonmall.jp/)
イオンモール広島府中(https://hiroshimafuchu.aeonmall.jp/)
イオンモール今治新都市(https://imabarishintoshi.aeonmall.jp/)
などで普通充電器を利用しました。
私が利用した際はWAONで支払いができ、料金は1時間あたり約180円程度。
充電している間に、
「食事をする」
「スーパーで買い物をする」
「店内を見て回る」
ということができるので、旅行中の時間を無駄にしにくいのが大きなメリットです。
キャンピングカーは駐車場の高さ制限に注意!
ただし、イオンモールなどの大型商業施設を利用する場合、キャンピングカーならではの注意点があります。
それが、
立体駐車場の高さ制限。
例えば、
駐車場高さ制限:2.1m
キャンピングカー:約2.4m
では当然入れません。
普通車なら問題なくても、キャンピングカーでは充電器のある駐車場まで行けない可能性があります。
そのため事前に、
① 普通充電器の場所
② 駐車場の高さ制限
③ 平面駐車場から充電器へ行けるか
を確認しておくのがおすすめです。
約1.5時間・300円程度で大容量を回復
DELTA Pro 3の容量は約4kWh。
普通充電器が3~6kWクラスなら、実際の入力電力や充電残量などにもよりますが、我が家では約1.5時間を充電時間の目安にしています。
例えば1時間約180円なら、
1回300円~360円(3,000円~5,000円程度かかるRVパークより格安)
毎日1.5時間充電するとなると、正直少し手間ではあります。
でも、
1日300円程度で真夏のバッテリー残量を気にせずエアコンを使える。
そう考えると、私には十分価値がありました。
実際、添付の利用履歴では、
充電時間25分・充電電力量約1.38kWh・料金82円(残量70%からの充電でしたので早かったです)
という充電もできました。

単純計算すると約3.3kWペースで充電できており、短時間の買い物や休憩でもそれなりの電力量を補充できます。
「夜中3時のバッテリーアラーム」から解放された
DELTA Pro 3を導入して一番良かったのは、スペックや充電速度そのものではありません。
安心して寝られることです。
以前なら、
「今日はエアコン何時間使えるかな?」
「朝までバッテリー持つかな?」
「夜中にアラーム鳴らないかな?」
と常にバッテリー残量を気にしていました。
それが大容量ポータブル電源を追加し、旅先でEV普通充電器から補充できるようになったことで、
「減ったら明日どこかで充電すればいい」
と考えられるようになりました。
これは精神的にかなり楽です。
熱帯夜でもエアコンを使用して、快適に朝まで眠ることができました。
キャンピングカー購入3年目、ようやくバッテリー問題が解決
キャンピングカーを購入して3年目。
振り返ってみると、過去2年間で一番悩んできたのが夏場のバッテリー問題でした。
鉛サブバッテリー3個。
ソーラー充電。
走行充電。
RVパーク。
いろいろ組み合わせてきましたが、それでも連泊時のエアコン使用には不安が残りました。
DELTA Pro 3を導入して、
「EV普通充電器をキャンピングカー旅の電源補給スポットとして利用する」
という選択肢が加わったことで、ようやく解決策が見えてきました。
もちろん本体価格は安くありません。
それでも、真夏の車中泊で夜中に起きてアイドリングすることを考えれば、我が家にとっては非常に満足度の高い設備投資になっています。
次に検討しているのは「オルタネーターチャージャー」
そして次に気になっているのが、
EcoFlow Alternator Charger(オルタネーターチャージャー)
です。
EcoFlowでは現在、600Wタイプや1,000Wタイプなどが展開されており、2026年8月の公式価格改定後は600Wモデルが72,800円、Alternator Charger Plus 1000が102,600円となっています。
またお金がかかります(笑)。
ただ、走行中に効率よくDELTA Pro 3へ充電できるようになれば、
「EV充電スポットで1.5時間待つ」
という時間を減らせる可能性があります。
キャンピングカー旅行では、お金と同じくらい時間も大切です。
EV普通充電+走行充電を組み合わせれば、さらに自由度が上がりそうなので、今後導入を検討したいと思っています。
DELTA Pro 3をキャンピングカーで使って感じたメリット・デメリット
実際にキャンピングカー旅行で使ってみて、DELTA Pro 3+EV普通充電はかなり便利だと感じました。ただし、もちろん良いところばかりではありません。実際に使って感じたメリット・デメリットをまとめてみます。
メリット
- 真夏でもバッテリー残量を気にせずエアコンを使いやすくなった
- 1回300円程度を目安に翌日の電力を確保できる
- RVパークの予約に縛られにくくなった
- 買い物や食事、観光中に充電できる
- 約4kWhの大容量ポータブル電源なので、キャンピングカーだけでなく、停電など災害時の非常用電源としても使える
デメリット
- DELTA Pro 3本体+アダプターの購入費用が高い
- DELTA Pro 3本体が大きく重い
DELTA Pro 3は約51.5kg、サイズは69.3×34.1×41cm。キャスターとハンドルが付いているため平坦な場所での移動はできますが、キャンピングカーへの積み降ろしはかなり大変です。我が家では基本的に車内に設置したままですが移動させる際は腰に気を付けてください(笑)。 - EV普通充電器は急速充電器ほど多くない
- 充電のために1~1.5時間程度必要になる
- 商業施設ではキャンピングカーの高さ制限に注意が必要
- 充電器によってアプリ・決済方法などが異なる
まとめ|EV普通充電器はキャンピングカーの電力問題を変えるかも
今回DELTA Pro 3を導入して感じたのは、
「EV普通充電器はEVだけのものではなく、大容量ポータブル電源の充電手段としても非常に便利」
ということでした。
特に真夏のキャンピングカー旅行では、
走行充電・ソーラー充電
+
DELTA Pro 3
+
EV普通充電
という組み合わせはかなり心強いです。
急速充電器に比べると普通充電器はまだ少なく、探す手間もあります。
それでも充電アプリを使えば旅行ルート上のスポットを探せますし、イオンモールなどを利用すれば、食事や買い物をしている間に充電できます。
そして何より、
夜中3時の「バッテリー残量低下アラーム」に起こされない。
これだけでも導入した価値がありました(笑)。
キャンピングカー購入から3年目。
過去2年間悩んできた「夏のバッテリー問題」は、ようやく解決に近づいたと思っています。
次はオルタネーターチャージャー。
キャンピングカーの快適化は、まだまだ続きそうです。

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